生きているということ

もうすぐ4か月

ころんへ

思い込みが激しい

ダイエットしなきゃ

迷子になる





生きているということ



掛かり付けの動物病院のころんのポスターは

一番目立つところに貼ってあるから

半年過ぎたのを節目に撤去を申し出た



春になれば新しい家族を探す子猫ちゃんが増える

その場所に貼ってもらえたらいいなと思った

だけど先生は「そのままでいいですよ」

どーっと涙があふれ出た



あれから更に2か月が過ぎ

検診に行った時に先生の手元には

カルテに挟んだワクチン追加接種のお知らせハガキ

「どうしますか?」

日付は4月25日

ころんが生きている証に思えた

先生やスタッフの皆さんに感謝をして

はがきを大切に受け取った



受付に出さなくても診察券だけは必ず持っていく

気持ちだけは、お里帰り



可能性が0ではない限り

無理に諦めるのはやめようと思った

辛いお別れは

時が薬になる日がくるのかな



ころんが幸せに暮らしているならそれでいい

逢いたい気持ちはガマン

おかーさんの記憶の中で年を重ねていけばいい



ころん少しは大人になったかな

おかーさんは相変わらずダメダメかーさんで

ココロが揺れているよ





もうすぐ4か月

ころんが冒険の旅に出発してから、もうすぐ4か月になります。
早いような長いような時間の感覚と
ころんのいない毎日が当たり前になって行くこと
それでも諦めきれない気持ちで心は揺れるけれど涙は出なくなりました

写真は玄関に飾ってあるもの以外は見れなかったけれど
最近は古い写真も落ち着いて見ることができるようになって
思い切って動画も見たら心がグラグラと揺れて何とも言えない気持ちになり…
そうして気が付けば間もなく4か月を迎えて今年も終わってしまう

ころんが帰ってきたら報告を兼ねて更新しようと思っていたページだったけれど
残念ながら年内に帰ってきそうもないから年賀状のコメントもどうするかとか
来年の初詣でころんの分のお守りをどうするかとか
心の整理が着かないままに決めなければいけないことが増えてきました
そして同じように猫を探す人のために今回の業者について書かなくちゃって思ったの

私個人の感想であって仮に今ころんが無事に帰ってきたとしたら
色々思ったけれど、やっぱりプロの仕事だったと絶賛するかもしれないけれども
心がズタズタに切り裂かれるほど不快な気持ちになり
「プロが探しても見つからないのなら諦めもつく」
とは思えませんでした。

パパやお友達や近所の人と一緒に1週間ほど探したけれど
ころんの姿が見えなくて、お留守番チームのストレスも心配で
自分自身の心も体も頑張る力が弱くなって
ネットで情報を集めながら数件の業者に問い合わせしてみました

問い合わせメールをしても返信がなかったり
金額が膨大な割にはシステムの説明が不十分と感じたり
口コミの評価が悪いところだったりで
ある程度実績がありHPもマメに更新していた所に問い合わせると
「もしもし…」
社名を名乗らずに電話に出たことで少し不安になったけれど
事情を話して見ようと思いそのまま説明すると
「それでは今からそちらに行きます!!」と迅速な返事をされました

考える時間が欲しいと思ったけれど
少しでも早く見つかるのであればと思う気持ちが先になり
来客を待っているとお世辞にも身なりがいいとは言えない男性が訪ねてきました

ズカズカと入り込み大きな鞄からA4数ページに書いた契約書を置き
こちらとしては大事なことが書かれてあるのだろうと
ゆっくり目を通したいのにベラベラと自身のことを話しまくる

信頼関係が大事なのだろうと、あくまでも好意的に理解するように
接したけれど正直こんな事でもなければ自宅に招きたいとは思わないタイプ
私のことを気にいったのか常套手段なのか古本のようなヨレヨレの自署を1冊くれた
そして副業の話から略歴から過去の栄光?まで
内心そんなことはどうでもいいと思いつつ返事をするのも面倒になり
契約書にサインをして翌日からの捜索に備えたのだけれど

初日は始発の電車に乗ってくると約束したはずが
待てど暮らせど連絡もなく結局7時過ぎにチャイムが鳴り
「寝坊しました」
平気な顔で言うから呆れてそれ以上は何も言えなくなってしまった…
ころんが見つかってくれさえすれば後のことはどうでも良かったから

猫の習性から捜索方法から色々と説明していたし
こちらは契約を交わしてから1回目の捜索までに本も読み切って準備しているのに
チラシは何枚配布したのか
ポスターに限って言えば探し歩いた場所と照合しても数枚しか確認できませんが
契約書とは大きく違っていませんか!!!

もちろん1回目で見つかるわけもなく
2回目の捜索は夕方にするということで数日後にしたのだけれど
土日祝は人が多いから見つからないと言っていたのに
業者が次に予定したのは土曜日
お仕事があったので留守中にころんが見つかった場合に備えて
パパに留守番をお願いしたのだけれど
チャイムを鳴らして「どうぞ」と言う前に靴を脱ぎ始め
リビングにパパがいるのに気が付くと急に焦ったような態度をとり
そそくさと探しに行ってしまった

パパもなんだアイツ!!!と不快感をあらわにしていたので
やはり私の感覚ではなく大勢の人は同じように思うのだろうと妙に納得をすると同時に
このままじゃ見つからないという気持ちも大きくなっていきました

2回目は途中から雨が激しくなり時間短縮で捜索を打ち切り
3回目の予定は後日連絡をすると言い残しそれっきり
1週間ほど待って連絡を入れるとスッカリ忘れていたようです

3回目はもうどうでもいいやって感じでした
この人に頼んでも見つかるわけがないけど3回分の料金は支払っているから
回数消化だと割り切っていました

捜索の度に猫の写真を数枚撮ってくるのだけれど
ころんに似た子ならともかく明らかに違う猫でも猫を見ただけで写真を撮り
こんな子がいましたと報告されても何の意味があるというのだろう

3回目の捜索だって前回分の時間延長もされたかどうか怪しいもので
本人もバツが悪くなったのか
「すぐに見つかると思っていたんですが不思議でならない」とか
マロンに向かって「お前イヌなんだから探してこい」などと言う始末
それが出来たらアナタなんか頼んでないわよと言いかけてグッとこらえたけれど
さすがに笑顔で出迎えることも見送ることも出来ませんでした

3回の訪問中に他にも心無い言葉を何度か…
他にもいる(テンちゃんたち)から落ち込まないでくださいとか
死体の様な異臭がする場所があったから死んでいるかもしれないとか
まだまだあるけれど書いても読む人も嫌な気持ちになると思うから省略します

ころんを探している間に近所で他の猫ちゃんを探している家に行き
この写真の中にお宅の猫はいますか?と聞いたら
そのお宅のご主人がいい顔をしなかったので探す気がないと思ったなんてことも言う
親切心と受け取れば良いことではあるけれど
ころんを探してもらっている時間にすることではないと思うのだけど
それは探す前か後に訪問して尋ねることではないの?

翌日だったか早朝に電話があり
近くで似ている猫を見たと連絡があったのだけれど…と
なぜかハッキリしない口調で言う
とりあえず連絡先を聞いて電話をすると
3年以上前から白黒の猫がご飯をもらいに来てるっていうの
ころんの年齢は初めに話してあるから
絶対に違うって分かっているのに電話をよこすってどうなの???

人懐っこいマロンは毎回大歓迎で出迎えてくれて
次に犬を飼う時はダックスにするからな〜なんて話していたけれど
動物に関わる仕事なんかしないで欲しい
ダックスに限らず命の大切さが分からないような人の家族にされる子が可愛そう

たとえ短い期間の付き合いだったとしても
縁があって巡り合わせる人ならば出来るだけ互いに気持ち良い関係を
そう思うようにしているし
それが動物に関係することならより思いは強くなるけれど
今回は本当に自分自身でよく我慢したと思った

最初に書いたように
それでもころんが見つかっていれば
こんな書き方はしなかったかもしれない
今も読み返すと悪口のオンパレードになっているようで心地悪さもある

相手の言い分もあるだろうし
他の家では違ったのかもしれないし
それはもう今となっては分からないけれど

捜索の時にいろんな場所で立ち話をしていて
少なくても私のところには良い評判は聞こえてきませんでした

なんであんなところに頼んだの?
見つかった事例って自作自演じゃないかと思うわよetc.

すくなくても話しかけてくれる人たちは
ころんのことを心配してくれるので私に好意的なのは分かっているけれど

雨風にさらされ個人で貼ったポスターも含めて全部なくなってしまい
近頃では目撃情報すらないのだけれど
いつまでと言うことはなく
ころんの帰りをみんなで待っていようと思っています





ころんへ

7月22日の午後ころんは退屈してお外に行きたくなったのかな?
お外からチビちゃんやパパちゃんが見えて気になったのかな?
おかーさんの帰りが遅くてお腹がすいていたのかな?
キッチンの床に転がっていた黄色い猫じゃらしがころんの存在を伝えてたね

あの日は窓を閉めたままでは少し暑いと思ったし
エアコンを付けると冷えすぎると思って少しだけ網戸にしてお留守番
今までそんなこと1度もしたことがなかった

ころんがお出掛けする2.3日前に迷子札と鈴のついた首輪を外した
それまではおうちの中だって首輪をしていたのに

2時間ほどで帰宅する予定だった
おかーさんのお仕事が遅くなって帰宅したら次の用事に間に合わなくなるからと
帰宅しないで出かけたから8時間くらい空白の時間が出来てしまったね

おうちにいても眠りが深くて時々どこにいるのか分からなくなる
網戸はカーテンのように下がヒラヒラしていて、すぐには気が付かなかったよ
慌てて行きそうなところを必死で探したけれど
おかーさん、ころんを見つけることが出来なかったんだ

パパもお友達もご近所の方も協力して探したけれど
いつでも帰ってこれるように窓も玄関のドアも開けてあるけれど
お外遊びが楽しいのかな

食いしん坊のころんちゃん、ちゃんとご飯食べていますか?
暑がりなころんちゃん、お水も飲めていますか?
お外でも上手にオシッコとウンチ出来ますか?

おかーさんテンちゃんのお薬を忘れたり
マロカレのお散歩をお休みしたり
みかんのお部屋のお掃除やご飯を忘れたり
みんなにお話をする時間や抱きしめたりお手入れをしたりすることも忘れてしまって
名前も間違って呼んだりしたから
みんなもガマンするのが大変になってきたみたいなの

靴擦れで思うように歩けなくなったり
コントのようにウエストがゆるくなってお仕事するときパンツが丸見えになりそうで
おかーさんもちょっと大変になってきました

ここは一家の大黒柱としてどっしり構えて広い心で待っていようと思ったけれど
ころんだって大事な家族で簡単に気持ちが切り替えられなかったよ
毎日ころんを見つけて抱きしめる夢を見ます
目が覚めて夢だと分かると涙が出ます
違うと分かっていても外で猫ちゃんの声がすると飛び出します

色んな人からコツを教わって探してみたけれど
おかーさん上手に出来なくって
ころんのこと探してくれるプロにお願いしたよ
確率は75%くらいだって
知らないおじさんがころんのところに行っても驚かないでね

もうすぐ2歳のお誕生日だよ
テンちゃんとマロンと一恋とみかんと一緒にお祝いするから
帰ってくるの待ってるね

どうか この声がころんに届きますように
どうか この気持ちがころんに届きますように

ころんがお外で自由にのびのび暮らす道を選ぶとしても
新しい家族を見つけたとしても
どうかもう1度だけおかーさんに元気な姿を見せてください

生き別れはどんな別れより辛いから








思い込みが激しい

生まれたばかりのころに心配していた脳障害は今のところ心配がないけれど
腎臓があまり丈夫ではないので3ヶ月に1度は血液検査
掛かりつけの先生の好意でワクチンも血液検査もマイクロチップまで
ころんの診察料は全て無料になっている
我が家は家族が多いしお薬やフードや検査で
ころんを除いても月に3万弱は病院代になるから本当にありがたい

4月はワクチン接種で病院へ
ころんの実家なだけに待合室も診察室も楽しそうにしているけれど
「保定」が大嫌いなころんはワクチン前のカラー装着だけで雄叫びをあげちゃうの
終わると何事のなかったかのようにケロッとしているけれど
待合室からは見えないから何事かと驚いちゃうよね

ころんの全てを知っていてとても可愛がってくれる先生やスタッフがいるから
今は安心できるけれど万が一転院なんて事になったら
ころんの事を理解してもらわなければ迷惑患者に違いないもん

人見知りしないし好奇心旺盛でマイペース
「ころん」と名前を呼んで目が合ったのは生後621日のこと
はい つい最近 1歳8ヶ月と2週間目 4月23日の夜

頭が悪いとかなんとかっていうより
脳障害かもとかなんとかっていうより
セカンドヴォイスさんでお話を聞いてもらったときの
ともかく、お腹が空いていた。
この言葉が全てかなと思う
食欲があったから未熟児でも過酷な状況でも病院の先生やスタッフに命を繋いでもらったんだよね

今でも食べ物への執着心はとても強くて食欲は旺盛だし
テンちゃんの食べ残しが入っている食器を入れた箱は
いくら新しいものに代えても頭を使ってふたを開けて食べちゃう
太らないように、腎臓に負担が掛からないようにとフードを選んでも
きっちり計量しても足りなくてお腹がすいてしまうんだよね

そんなころんには、もうひとつ得異がある
とにかく思い込みが激しいってこと

ヘアサロンで髪を短く切って帰宅するとパニック
いってらっしゃいと見送ってくれたとき帰宅で玄関から入ってくるのを見ていないと
それだけでパニック
ころんが寝ている間にお庭に出て目が覚めたころんに窓の外から声を掛けてもパニック
だからパパがお迎えにきた日もパニック
ふだんはココにいない人が名前を呼んで近づいてくるから
そして私がパパ宅に迎えに行った日もパニックで
テレビの後ろに隠れたり食器棚の後ろに隠れて身動きがとれなくなっていて
そっと抱きしめて撫でたら心臓がバクバクになってた
それなのにクレートに入って帰宅したらベタベタ甘えるの

思い込みの激しさは時に事故に繋がることになる
だから直したいと思うのだけれど
そもそも猫の習性からパニックになると手がつけられないのは当たり前のことで
テンちゃんのように、いつどんなときでも冷静にしていろってほうが
本当はとても難しいことなのだけれど
これって暮らしていくうちに絆が深く強くなって変わっていくのかな

我が家は基本的に犬だって猫だってウサギだって、おかーさんの言うことは絶対!!!ってルール
それはどんな時でもみんなを必ず守るという約束とセット
怖い時も不安なときも、おかーさんのそばにいれば絶対に大丈夫だからねって

今のころんはきっと私から離れてしまう
おかーさんって飛び込んできてくれるの待ってるんだ
名前を呼んで初めて目が合った時のようにゆっくりゆっくり待ってるんだ
どうかその間にころんに大変なことが起こりませんように

空を飛ぶ鳥を見上げたり
虫やチョウチョを追いかけて垣根にダイブしたり


お気に入りのフリースのブランケットで一恋と一緒に眠ったり


久しぶりの施設訪問なのに勝手に休憩したり


みかんのハウスに頭を突っ込んでチモシーと格闘したり


そんなころんが可愛くって仕方がないよ





ダイエットしなきゃ

遊び好きで食欲旺盛なころん
お約束のみんなでお出かけは初詣でした
神社についた時間がペットと一緒の初詣の祈祷時間と重なってしまい
イベントが終わるまでお散歩タイムです

  

1年前はお散歩デビューした日だったから
参拝で並んでいるときは毛布に包まってブルブル震えてたのに
今年はものすごく楽しそうに動き回っていて巫女さんに可愛いってナデナデしてもらい
神主さんとも少しお話をすることが出来ました
もう帰ろうよ〜って言ってもマダマダって足を突っ張って車に戻ろうとしない
マロカレのほうが先にリタイヤしちゃいました
きっと今年もみんなが元気で暮らせるよ

お引越しの時に病院でも持参したご飯だけじゃ足りないって
サンプルフードを食べたんだって
食べられないことがストレスにならないようにと
もう少し太ってもいいからって
自宅でもフードの量を増やしたのだけれどキリがないの
みるみるうちに太ってしまい3キロオーバーで走っても寝転んでもドスコイ相撲部屋

テンちゃんも1歳くらいの頃はデブデブだったけど
あの頃の食生活を見直していれば腎臓も糖尿も今こうして心配するほどではなかったかも
そう思うから同じ失敗をしないようにと思っているのだけどね

さすがの先生もころんの体重増加に苦笑い
ダイエットフードのサンプルをくれたけれど給与量はころんが満足する量じゃない
今までのフードより減ってしまうんだもん
1時間おきに3回に分けて食器に入れるけど一時しのぎだし
遊んでしまえば忘れているから絶対に食べなきゃいけないってこともなさそう

お引越しのときダンボールに入れたままになっていた
ニーナオットソンの知育トイのなかからドッグトルネードをチョイス
顔のつくりが違うし嗅覚だって劣るから猫には難しいけれど
ここは遊び好きで食欲旺盛なころんのこと
早速マロカレの見本をマスターしてご飯を食べ始めました



12個の穴からフードを食べきる頃には満たされてるようで
フードの給与量を少し減らしても催促しなくなりました
はじめは30分ほど格闘していたけれど最近は15分くらいで食べきってる
このまま順調にダイエット出来たらいいなぁ





迷子になる

いつもの毎日が始まって
通勤には手袋とマフラーが欠かせない寒さになって
ただいまぁってドアを開けてみんなとスキンシップしながら手袋を外すと
ころんが舐めたり咥えたり猫キックして遊び始めました

微笑ましく見ていたけれど
翌朝の電車で手袋をしたら右手の人差し指の第一関節がなくなっていた
|||||||||||||凹[◎凸◎;]凹|||||||||||||ガビーン!
ウールの素材が心地いいのかな???

PCのマウスも大好きでテーブルに乗っていると決まって床に落とす
猫だからマウスが好き???

テンちゃんと対照的な性格がころんの魅力

そんなある日の夜

テンちゃんが窓を開けて欲しくて窓際で待っていたので
少しの間だけ換気も兼ねて網戸にしたら
ころんも走ってきて一緒にお外を見ていました

テンちゃんが満足してベットに戻ったから10分くらいで窓を閉めたのだけれども
ころんの姿がなかったので洋ダンスの上かどこかにいるのだと思って
雨戸を閉めようとしたら網戸と反対側の窓が少しだけ開いていて
遠くで鈴の音がかすかに聞こえるような気がしました

名前を呼んだって来るはずのないころん
マロンにお願いして一緒に探してもらったけれど家の中にはいないみたい
あわててコートを羽織って外に出て耳を澄ますと
やっぱりチリンチリンと鈴の音が遠くから聞こえてくる

背中が真っ黒だから電灯で照らしても見つけにくくて
鈴の音を頼りに捜し歩くと道路の向こうの一軒家のお庭の隅で固まっていて
「ころん、おかーさんだよ」と声をかけたら不思議そうにしてた

手を伸ばして届くところではないし
勝手に出て行った事はイケナイ事だって認識があるようで身を低くして逃げポーズ
パニックになる前に連れて帰りたいと思ったけれど思うようにいかない

時刻は深夜23時ころ
幸いにも電気がついていたので事情を話して敷地に入る許可をもらって
小さな声で名前を呼びながら近づくとササーッと走ってしまう
グルグルとお家の周りを2周した所で奥様が電灯をもって出てきて下さって挟み撃ち
簡単にお礼を言って翌日改めてお詫びに伺うことにして無事帰宅

テンちゃんはあきれたような顔
おめードコ行ってたんだよってマロンがころんの顔を舐める
一恋は少し離れたところからシッポふりふり
みかんは騒々しいなって思ったみたい

迷子札を付けているし鈴も付けているけれど
テンちゃんのように家や車を覚えてはいないから帰り方は分からないんだよね
好奇心旺盛な性格だから外に出たくなったんだよね

お仕事が終わってご飯を食べたら「お散歩行ってきまーす」って
マロンにーさんと一恋ねーさんとお出かけすると
小さな体の全部を使って怪獣のような大きな声でギャオーンって叫ぶ
ころんだって毎日一緒にお出かけしたいんだよね

今回は色んなラッキーが重なったから
すぐに見つかって連れて帰る事が出来たけれど
お家からお外に直接出られる事を覚えてしまったから気をつけなくちゃ



抱っこして頭をなでながら話し掛けたけど分かってくれたかなぁ
Σ(; ̄□ ̄A アセアセ
緊張と興奮が収まった頃には体を不自然にひねった寝相で爆睡したころん
その寝顔をいつまでも見ていたら深夜3時

お仕事を始めてようやく取れた3連休の初日
どこか気持ちが緩んでいたのかな
みんなの指差し確認とドアや窓の開閉は徹底しなきゃ

お帰りころん
今度はみんなでお出かけしようね


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